坂本大三郎『山伏と僕』版画展
2012/06/13wed ~07/1sun
リトルモアより先日、発売されました『山伏と僕』の著者でありイラストレーター、山伏の坂本大三郎による展覧会。『山伏と僕』に掲載された版画を展示いたします。
『山伏と僕』について
この本は、30歳で偶然に山伏の世界に入った坂本大三郎さんの経験と、
坂本さんなりの「山伏ってなんだろう?」を綴った一冊です。
山伏は、自然を畏れ敬う、日本人の心をずっと大切にしてきました。坂本さんは、山伏の歴史と実践から、自然と人間の関係を考えています。坂本さんは、言います。「山を訪れ、質問を投げかければ、山は無言でそれに答えてくれるでしょう。山に広がる他界は、どこまでも広く深い、母なる無の世界なのです」(本文より)
[著者プロフィール]
坂本大三郎(さかもと・だいざぶろう)
1975年千葉県生まれ。イラストレーター、山伏。
2006年、山形県羽黒地方にある宿坊(山伏が経営する宿泊施設)「大聖坊」の山伏修行に参加。
2009年、山伏出世の行と呼ばれる「秋の峰入り修行」に参加する。
以降、出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)を拠点に、古くから伝わる生活の知恵や芸能の研究実践を通して、自然と人を結ぶ活動をしている。
『山伏と僕』文・絵:坂本大三郎
装丁:内藤 昇
定価:1365円(本体価格1300円)
ISBN:978-4-89815-337-6
2012年発行 仕様[四六判/160ページ/並製]